2月になりましたね。2021年になってからもう一月が過ぎ、今日は節分です!
みなさまお元気でお過ごしでしょうか。私は相変わらずです。
なかなか自由の効かない生活ですが、「制限されているのは行動や経済活動の範囲であって、こころの自由までは奪われていないはず!」と、ついつい狭くなりがちな考えに深い呼吸を吹きかけ、毎日をできる限りていねいに過ごしたいなと思っています。
アーユルヴェーダでは”サッドヴリッタ”という正しい行いをすることが幸福に生きるために必要だという教えがあります。正しい行いとは、私たちの行為やことば、そして選択がダルマに沿ったものである必要があるという意味です。
ダルマとはなんでしょう。それ自体が「正しく善い行い」であり、そしてもっと大きな意味で捉えるなら、「調和」とも言えます。
ダルマに反したことをしていると、人はどうにも居心地が悪かったり、物事がうまく進まなかったりするようです。
反対に、ダルマに沿った生き方をしていると、するべきことがやってきて、物事は順調に進み、こころは平和に満たされるようです。
みなさんもそんな経験ありませんか?
私たちは日々数多の行いをします。
そしてその行いの選択はしますが、結果は私たちの手の中にはありません。ですからダルマに沿った生き方を心がけ行為に専心し、その結果を受け入れます。そこに自然の法則があり、これが調和です。
アーユルヴェーダのサッドヴリッタの中には当たり前のようで、昔私たちが道徳の時間で教えられたのとおんなじような教えがたくさんあります。
例えば、「正義を大事にする」、「寛大である」、「嘘をつかない」、「他人のものを盗まない」など。これらは全てのひとに備わっている良心のようなものともいえますね。
どんな国の人も、どんな宗教の人も、子供にも大人にも備わっている普遍的なこの感覚を、ヴェーダ、ヴェーダーンタのことばでは”サーマニヤ・ダルマ”といいますが、これらを含むたくさんの行為がアーユルヴェーダでは有益な人生のためにするべき行為としてはいけない行為として教えられています。
そして『これらの健康法を正しく行うものは100歳の寿命を無病で全うする』と書かれています。
(チャラカ・サンヒター総論編8章)
その中にはどうも今の時代にそぐわなかったり、時代背景を理解できないと思わず吹き出しそうになるものや、突っ込みたくなるものあるのですが、アーユルヴェーダが「アタルヴァ・ヴェーダ」という主に儀式・儀礼に関することが記されたヴェーダに起源を持つものであるという事を考えると納得できるような教えがたくさんあります。
アーユルヴェーダには全部で8つの専門科があります。
内科
小児科
精神科
耳鼻咽喉科 / 眼科 (首から上の部分を診る科)
外科
毒物科
強壮法科
強精法科
このうちの強壮法科(ラサーヤナ)は老化を遅らせ若返ることが目的の分野で、薬物を使う治療のほか「行為による若返り」といわれる「正善行為」での若返りも治療の一環なんですよ。
「若返り」って聞くととたんに知りたくなりませんか?アーユルヴェーダって興味深いですよね。長くなってしまうので行為による若返りについては、またnoteブログに書きますね。
幾つになっても若々しくて、内面からの美しさがあらわれている人って、きっと行為のラサーヤナの実践者なんでしょうね。良い行い、良い思いは外から取り入れる若返り薬よりずっと有効なのかもしれません。
2月の予定
アヌクローシャの2月のヨガクラス、アーユルヴェーダトリートメント共にまだご予約承り中です。ご予約はHPのコンタクト、または下記アドレスからどうぞ。
月2回の円山スタジオアウラ「女性のためのヨガ」は下記の日程です。お子様連れOKの少人数制クラス。ホルモンバランスやライフスタイルの変動により日々変化する女性のこころとからだに寄り添うようやさしいヨガです。
【女性のためのヨガ】
2月10日(水)14時〜15時
1月24日(水)14時〜15時
料金:2,000 yen (割引チケットあり)
場所:Studio Aura(札幌市中央区大通西23丁目2-25ラメール円山1F)
ご予約は下記のアウラHPの予約フォーム、または、morroccomint@yahoo.co.jpまでどうぞ。
サロンでのアーユルヴェーダの講座、スタートしています。
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それでは如月も健やかにお過ごしください。
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