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執筆者の写真Hiromi

自分の物差しは自分にね

皐月を迎えました。北海道のこの時期は新緑が日に日に濃さを増し、街路樹の枝葉が伸び伸びと広がっていく見事な成長の季節ですが、今年のGWはとっても寒かった。衣替えをしたくても朝晩寒くて暖房もまだ片付かないくらいなのでまだ先になりそう。


少し前のこと。六花亭でおはぎを買い、お昼ごはんに食べようと思って楽しみにしていました。夫はうどんを食べていたので私が「うどんと一緒におはぎ食べる?」と声をかけたところ、「うどんにおはぎなんて合うわけないじゃん。」と、まるで「何言ってんの、バカじゃないの?」くらいの勢いでうどん&おはぎを否定されました(笑)


「え、しょっぱいものと甘いもの美味しいよ。ぜんざいにお新香ついてくるしね。」と私が続けると、さらに「それとこれとは違う。どこの世界にうどんとおはぎ一緒に食う奴がいるんだ」と一蹴されました(笑)


その言い方にイラッとした私は「はいはい、私は食べるけどね。自分の物差しは自分にね。」と言い、一人分のお味噌汁を作り始めました。おはぎの一緒に食べるためのお味噌汁を。


「自分の物差しは自分にね」は、ミュージシャンの石野卓球が以前TwitterでReplyしてた言葉なんですが、決め付けられたような言い方をされた事に腹を立てた私はその時思わずこの彼の名言を呟いてしまいました。


私たちの考え方や行動パターンが育まれる環境はさまざま。両親、親族からの影響、身近な友人からの影響、見た映画、読んだ本、記憶の投影、恐れからの自己防衛、いい人と思われたい、嫌われたくないなど、複雑な要因が絡み合っています。


よく「ジャッジせずにあるがままを受け容れて。」なんて言葉を見聞きしますが、これって本当に難しいことだと感じています。


良い悪いの判断などは瞬時に起こることで、ここから私たちは行動を繰り返します。好き・嫌いもそう。だから「ジャッジせずに」受け容れができるようになるなんて、頭で捉えたり言葉にするのは容易いけど、それが現実にできているかは難しい。


個人の価値感や感情・気分をそこに含めずに、あるがままの真実を見ていくことを生き方のヨーガとして学んでいるのですが、その中では、「怒り」という感情ですら神のあらわれた姿だといいます。


「ああ、この理解さえあれば、どんな感情に押しつぶされそうになっても大丈夫。」なんて安心していても、何かイラッとしたり、不安になったり心がザワついてしまうことがあると、一瞬でこの識別ができなくなってしまう。よく例え話を使って師も仰いますが、おんなじパターンで腹を立てたり、どうしても受け入れられず拒否反応を起こしてしまったり。


どんな結果もそれが神様からのプラサーダ(贈り物)ならば、その理解があるならば、受け容れられるようになるのだと、少しずつ認識が変化して行くのだと信じて日々を生きる事でこの受け容れの練習をしています。


怒りや恐怖など、一瞬マイナスに捉えられがちな感情に出くわした時、それを観察してみると、その原因は相手の中ではなく、自分の中にあったりします。


「自分の物差しは自分にね」は、イラッとした私の中から自然とあらわれた感情のうちのひとつ。そんなふうにみて行くと、私は一方的に決め付けられる事やジャッジされる事に嫌悪感を抱く傾向があるようだと気付きます。


みなさんはどんな時にイラッとしたり、カッとなったりしますか?

その傾向を知ることは「自分を知ること」に繋がります。観察してみてくださいね。


5月の予定

アヌクローシャの5月のヨガクラス、アーユルヴェーダトリートメント共にまだご予約承り中です。ご予約はHPのコンタクト、または下記アドレスからどうぞ。


月2回の円山スタジオアウラ「女性のためのヨガ」は下記の日程です。お子様連れOKの少人数制クラス。ホルモンバランスやライフスタイルの変動により日々変化する女性のこころとからだに寄り添うようやさしいヨガです。

【女性のためのヨガ】

5月12日(水)14時〜15時

5月26日(水)14時〜15時

料金:2,000 yen (割引チケットあり)

場所:Studio Aura(札幌市中央区大通西23丁目2-25ラメール円山1F)

ご予約は下記のアウラHPの予約フォーム、または、morroccomint@yahoo.co.jpまでどうぞ。


リクエストいただいてから日程を調整して随時開催中


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