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​About Ayurveda  アーユルヴェーダとは

 アーユルヴェーダはインドで生まれた伝統医学です。世界各地で生まれた多くの医学のもとになったものといわれ、とても長い歴史があります。アーユルヴェーダはアーユス(生命)、ヴェーダ(知識/科学)というふたつのことばから成り、膨大な知識体系であるヴェーダの4つの聖典の中の、命に関する知識が集められたもので「生命の科学」、「長寿の科学」と呼ばれることもあります。

 アーユルヴェーダでは、この宇宙も、そして私たち人間のからだもすべて同じ5つの元素(空・風・火・水・地)から成り、宇宙で起こることは、私たちのからだの中にも起こるという考え方があります。例えば風が強い日には、私たちのからだの中にある「風」のエネルギーが増え、真夏の熱い太陽が照りつける日には、私たちのからだの中の「火」のエネルギーも増えるというように。

 『Loka purusha samya siddhanta』

    〜宇宙と個には同じ理論がある〜    (スシュルタ・サンヒター)

 

 この5つの元素から生まれたvata(ヴァータ)・pitta(ピッタ)・kapha(カパ)という3つのドーシャのバランスがうまく取れていると、私たちは健康を保てますがバランスが崩れてしまうと、不調を引き起こし、さらにその不調が様々な病気の原因になってしまいます。

 

 『アーユルヴェーダの目的は、健康な人の健康を守り、

病気の人の病気を治すことである。』

                        (チャラカ・サンヒター総論編)

「治療」より「予防」を大切にするアーユルヴェーダでは、不調和を抱きながらの忙しい毎日で溜まってしまったストレスや、誤った食生活や習慣などで体内にできてしまったアーマと呼ばれる未消化物を、その人個人の体質に合わせたライフスタイルの見直しや食事法、季節ごとの過ごし方、日々の過ごし方、セルフケアやサロンでのトリートメントによりデトックスしやすいからだへと導き、ご自身が本来持っている健やかで、幸せな自分自身の本質へ還ることを目指していきます。

『アーユルヴェーダは、有益な人生と無益な人生、幸福な人生と不幸な人生、寿命をより良くするものと悪化させるもの、寿命の長さ、そして生命の本質を扱う。』

                        (チャラカ・サンヒター総論編)

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蓮の葉.jpg

Concept of Anukrosha  アヌクローシャの願い

 その昔、病や苦しみがなかった世から、人々の間に不調和を引き起こす欲望や過ちが生じ、さまざまな病が発生しました。聖仙たちはヒマラヤに集い「生命あるものを救いたい」という慈悲の心で瞑想しました。「すべての生きとし生けるものへの思いやり」の瞑想の中で聖仙たちが得た智慧がアーユルヴェーダです。

 アヌクローシャではこのアーユルヴェーダの優しさを、より多くのひとに伝えていくことを使命に、サロンで過ごす方すべての”魂が喜ぶ時間”を提供していきたいと願っています。

 トリートメント、セラピーとしてのヨーガ、カウンセリング、アーユルヴェーダ講座を通じ、ひとりひとりのこころとからだが満ち満ちている事を思い出せますように。

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