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南インドで靴下


南インドから帰ってきました。初めての南インド。滞在していたアーユルヴェーダ施設のまわりは山と森に囲まれ、象もときおり姿をあらわすというような自然豊かな場所でした。

今年は例年より涼しかったようで、夜には雨が降る日が多かったせいか、心づもりしていたよりずっと寒い! 南インドで靴下やレッグウォーマーを手放せなくなるなんてちょっと想定外でした。

アーユルヴェーダはヒマラヤの麓で生まれたと古典書にありますが、北へ、南へと伝わり、今ではアーユルヴェーダの治療院や施設の多くは南インドにあります。私が昨年デリーでお世話になったアーユルヴェーダクリニックも、セラピストやドクターは南インドの方でした。

今回楽しみにしていた「南インドのアーユルヴェーダ」の現場。午前はアーユルヴェーダDr.の講義から始まり、午後には実際に施設で働いているセラピストさん達の施術を見てからの実習もあり、毎日瞬く間に過ぎて行きました。

南インド独特の治療名があったり、写真やインターネットでしか見たことがなかった伝統的な方法での施術などをみることもできました。

中日にはアーユルヴェーダのお薬を作っている工場に見学に行ったり、植物園に行ったり、装飾が美しいシヴァ神のお寺に行ったりも。このお寺では予定外の出来事でしたが、ご本尊のすぐ近くでプージャを受けることができました。なんでも、この寺院でプージャを受けた人は生まれ変わる事がないとか!

「生まれ変わる事がない」、というのはこちらの宗教観や伝統的な教えではとっても幸運な事なのです。人はそれぞれ過去生での行いの結果(カルマ)によって輪廻転生を繰り返しているので、前世や今世での願望や、やり残した事を次の生に持ち越し、新しい肉体を得て、その生を生きているのです。

実はこのお寺に行く数日前にインド占星術の先生にみてもらう機会があり、木星の配置で「生まれ変わらない」と私のチャートに出ていると教えてもらったばかりでした。これで「絶対に生まれ変わりません」リスト入り確定でしょうか⁉︎ 

最終日には念願だったアーユルヴェーダの神様、ダンヴァンタリ神のプージャも受けられました。アーユルヴェーダを学ぶ者にとっては、こうしてダンヴァンタリ神へ敬意を表し、今後も学びを深めていくことを誓うのはとても大切なことです。

毎度のことながら、たくさんの思い通りにならないあれやこれを経験して、インドでの日々はあっという間に終わりました。

インドは本当に不思議で、突っ込みどころ満載で、面白い国。またきっと行くんだろうな。

【アヌクローシャからのお知らせ】

12月のアヌクローシャの稼働日は下記のとおりです。

3日、4日、5日(午後より)、6日、11日、12日、13日(午後より)、17日(午後より)、19日、26日、27日、28日、29日

上記以外の日程(土日を含む)でも、ご相談いただければ対応可能な日がございます。どうぞお気軽にご連絡くださいね。

そして、7日はワークショップです。

不定期開催の季節ごとのアーユルヴェーダの過ごし方をお伝えしているワークショップ、今回は冬編です。冬の過ごし方、食事法、スパイスを使った実習もあります。お席まだございます。ご参加お待ちしておりますね♫

⛄️日時:12月7日(金曜日)

⛄️時間:①15時〜17時、②18時半〜20時半 *①と②は同じ内容です

⛄️場所:フェアトレード雑貨&レストラン「みんたる」札幌市北区北14条西3丁目2-19

 TEL : 011-711-1042

⛄️料金:¥2,000 (お飲物代込み)

⛄️内容:アーユルヴェーダの健康の定義 /

トリ・ドーシャについて / 冬の過ごし方と食事について / 冬のキッチンレメディー(実習)

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