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  • 執筆者の写真Hiromi

たべごととアーユルヴェーダ

2021年になりました。今年もみなさまとの繋がりを大切に、アヌクローシャの活動を通して私自身が成長し、健康で幸せであれるよう、そしてまわりに良いものを巡らせていけるよう、日々をていねいに生きていこうと思います。

どうぞよろしくお願いいたします。

昨年末はサロンのお仕事が終わってから大晦日までは大掃除をして、お正月は札幌の自宅で過ごしました。


いつもは旭川か大阪の実家で過ごすことが多いので札幌で元旦を迎えたのは何年ぶりか。


おせち料理を作ることもせず、お正月らしい豪華な献立も全くない、ただただいつも通りの食事の準備とご飯。今年のお正月はそんな感じでした。


おせち料理って、一品一品に「子孫繁栄」や「五穀豊穣」など、ちゃんとした意味があって、健康を祈願していただく縁起ものだし、何より、おせちがあることで一年間家族のために休みなく働いているお母さんやおばあちゃんがお正月の三が日だけでも食事の支度をしないでゆっくり過ごせる、女性に優しい、素晴らしい伝統ですよね。


そうなんです。世の女性たちは休むことなく働き続けているんです。

現代ではバリバリ働いていて、家事は家族と分担していたり、専門の方にお任せしているという女性も多いかも知れませんが、だいたいの場合は家事と仕事の両立、そして子育てや介護等といったマルチタスクに追われながら日々を生きています。

以前受講していたヨーガ療法の講座で、何の話の流れだったのかは思い出せませんが先生がこんなことを言っていて。


「女の人って、ずっとたべごとだよね。ずっと食事のこと考えてるよね。」それは家事に追われる女性に対しての思いやりのある言い方でした。私はその時先生が女性ことをよく理解してくれているなと感心したし(先生は男性でした)、嬉しかったのを覚えています。


朝ごはんを作りながら「お昼何作ろうか。」と考え、お昼ご飯の片付けをしながら、「冷蔵庫にあれとあれがあるから夜はあれがいいかな。」と考え、夕方になったら「さあ、夜ご飯の準備をしようか」とキッチンに立つ。夕飯の後食器を洗いながら考えるのは「明日はあれを買いに行かなくちゃ。」といった具合。


私たちの毎日ってこんな感じです。家族が多ければ買い物も大変だし、今はアレルギーなんかも多いので材料や調味料だって考えなくちゃならないし、家族の中で食の好みの問題もあるし、生活=たべごとなんです。


このお正月は元旦からCATVでやっていた「きのう何食べた?」の一挙放送をずっと見ていたこともあってなおさら「たべごと」について思ったお正月でした。


ドラマの中では毎回美味しそうなご飯が出てきて、料理を作るシーンもまるで料理番組みたいに細かく描写されていて、思わずおんなじものを作って食べたくなっちゃうし、でもストーリーもちゃんと面白くて、主人公のモノローグに「わかるわ〜」と共感して、主人公のゲイのカップルのエピソードが毎回可愛らしくて、笑いあり、涙ありで見てました。(まだ見たことない方はこちらから。原作は漫画です。)


女性に限定して書き進めていましたが、このドラマのように今や社会的役割もボーダレス、ジェンダーフリーに捉える必要がありますね。「たべごと」が生活の中心なのは女性だけではなく、生活している人みんながそう。

皆さんは「たべごと」を楽しめていますか?


いろいろと大変な毎日の中で、自炊でも、家族が作ったものでも、作り立ての美味しいご飯を食べられることって、そしてそれを喜べることって私たちには必要なことです。


そして「たべごと」が生活のベースって、アーユルヴェーダも同じです。食べることは生きること。不食の人も実在してはいますが、私たちは食べ物からエネルギーをいただいて生きています。アーユルヴェーダは「何をどう食べるか」をとても大切に扱います。


食べるものが心にも作用することがちゃんと分かっているから、そこをないがしろにすることはできません。


今は集うことが難しかったり、個食が多くなっていますが、できるだけ作り立ての、湯気の立った、温かい食事を、感謝の気持ちと共にいただいてくださいね。


その食材がどこから来たかを思って、そこに感謝を。自分が作ったものだったら自分に対しての感謝を。テイクアウトだったり、家族の誰かが作ったものだったら作ってくれた人に感謝を。


「ありがとう」や「ごちそうさま」のことばや「美味しかったよ」ってひと言だけでも、たべごとに追われる人にとっては嬉しいものですよ。


1月の予定


アヌクローシャの1月のヨガクラス、アーユルヴェーダトリートメント共にまだご予約承り中です。ご予約はサイトのコンタクト、または下記アドレスからどうぞ。


【女性のためのヨガ】

月2回の円山スタジオアウラ「女性のためのヨガ」は下記の日程です。お子様連れOKの少人数制クラス。ホルモンバランスやライフスタイルの変動により日々変化する女性のこころとからだに寄り添うようやさしいヨガです。


1月13日(水)14時〜15時

1月27日(水)14時〜15時

料金:2,000 yen (割引チケットあり)

場所:Studio Aura(札幌市中央区大通西23丁目2-25ラメール円山1F)

ご予約は下記のアウラHPの予約フォーム、またはサイトのコンタクトへ。


【アーユルヴェーダ講座】

サロンでアーユルヴェーダの講座をスタートします。

少人数制&オンライン(zoom)対応でアーユルヴェーダの各種講座を行います。

「こういうテーマでやってほしい」などのリクエストも受け付けます。現時点で予定しているテーマは下記のいくつかです。


  • はじめてのアーユルヴェーダ(初級の方向けのワークショップ)

  • アーユルヴェーダ基礎講座(アーユルヴェーダをもうちょっと詳しく知りたい方向けの全3〜4回の初級講座)

  • 生理のときの過ごし方

  • アーユルヴェーダの食事について

  • アーユルヴェーダの1日の過ごし方(ディナチャルヤ)

  • アーユルヴェーダの季節の過ごし方(春編)


それぞれ土曜日と平日開催で日程、時間は参加ご希望の方と相談して決めていきます。

1名様以上、グループ(3名様まで)で開催します。

座学+実習の内容で受講料はお茶代、教材費込み(2,500〜4,500yen)です。

*実習内容等により各講座の料金が異なります

*グループの場合割引料金設定あり


お問合せはこちらまでお気軽にどうぞ♬



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