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  • 執筆者の写真Hiromi

長月に想う

9月になりました。夏の置き土産の暑さもあっという間に去り、朝晩の冷え込みが気になり靴下が活躍する季節になります。そして日が短くなるのを黄昏時に思う毎日がやってきます。


”秋は「飽きる」季節です。受け取ったエネルギーが満ち飽きて(飽和して)実りを迎える季節です。(中略)私たち人間にとっては、学んだ学問や受け取った刺激を表現に変えて実らせていく、芸術の秋。また、実りに変える流れの中で、不要なものを振り分けて体外へ排出し、磨き清める季節でもあります。”


(春夏秋冬 土用で暮らす / 冨田貴史、植松良枝著)


ことば選びが柔らかくて好きな本の中の一文です。


春から夏にかけてみなさんはどんなものを受け取りましたか?


なかなか外へ向けての表現が難しい今、どんな秋を迎えるでしょうか。



私の中での長月は、まだまだ実った果実を両手いっぱいに収穫できるようなイメージは湧いていません。まだまだ学びの旅の途中ですし、そもそも何か新しいことを学んでも、それをアウトプットするのには時間がかかってしまいます。


「言葉にすること」というのは、勘違いや誤解を生む可能性を孕んでいるという恐怖心も過去の体験から持っているので少し臆病になるところもあります。そして真実の知識を知れば知るほど自分の無知さに気付き、口を開けなくなるということもたくさんあります。どんなに優れた書籍や詩も解釈ひとつで人を誤った認識へと導いてしまいます。


今でも好きな曲『ローラースケートパーク』の歌詞について、作者のオザケンがこんなツイートしてました。


”1993年に書いた歌詞「ありとあらゆる種類の言葉を知って、何も言えなくなるなんて、そんなバカな過ちはしないのさ」は、へー予見的、とは思います。ありとあらゆる言葉が知れる(か、知ったかぶりできる)現在、何も言えなくなるなら、意味ない。言ってしまえ、どうせ全ては宇宙の塵!笑”


1993年にこの曲を聞いた時の衝撃は今でも覚えているし、彼の言葉はいつも真を突いていて、自分がこの年代になっても変わらず心に触れます。

あれから30年近く経って本人が言うには「どうせ宇宙の塵になる」だって。

そうか、言ってしまえばいいんだ。オザケンありがとう。ちょっと背中を押された気分。


行いの結果である果実をどこでどのようにして受け取ることになるかは私の手中にはありません。


でも、この時代に生まれて、呼吸して、日々感じた徒然をこのブログみたいなものだったり、ヨガクラスの中での会話だったり、言葉にして伝えていくことは、過度に恐れることなく積極的に続けてみようと思います。どうせ宇宙の塵になるのなら。


9月の予定


アヌクローシャの9月のご予約、ヨガクラス、アーユルヴェーダトリートメント共に承り中です。ご予約はHPのコンタクト、または下記アドレスからどうぞ。


久しぶりのイベント出展です。西区福井で行われるヨギいち。子供たちが笑顔で走り回っている様子を見ることができるとってもシャンティなイベントに昨年と同じくヘッドセラピー、アーユルヴェーダ雑貨、インドの小物たちの販売でプリムローズのみさこさんと一緒に参加します。ぜひ遊びに来てください♫


ヨギいち2020


【9月のオンライン・ヨガ】


9月もオンライン・ヨガあります。アーユルヴェーダの理論を取り入れた時間や体質を考慮したやさしいヨガです。プライベート・ヨガクラスもございます。初回無料でご参加いただけます。初回の方はまずはご希望の日時をお知らせください。(paypay、PayPal、LINEPay、ゆうちょ、銀行振込各種お支払い対応)


8日(火)21:00〜

13日(日)8:30〜 朝ヨガ

17日(木)21:00〜新月ヨガニドラー

29日(火)21:00~


【女性のためのヨガ】

月2回の円山スタジオアウラ「女性のためのヨガ」は下記の日程です。お子様連れOKの少人数制クラス。ホルモンバランスやライフスタイルの変動により日々変化する女性のこころとからだに寄り添うようやさしいヨガです。


9月9日(水)14時〜15時

9月23日(水)14時〜15時

料金:2,000 yen (割引チケットあり)

場所:Studio Aura(札幌市中央区大通西23丁目2-25ラメール円山1F)

ご予約は下記のアウラHPの予約フォーム、または、morroccomint@yahoo.co.jpまでどうぞ。




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